7801おとぎ話探検隊が行く
おとぎ話探検隊が行く
勇太とみくるの自由研究
横山充男:著 よこやまようへい:画
四六判並製 174ページ 定価:本体1,500円+税
ISBN978-4-86261-199-4 C8095
発行:2026年9月
対象:小学校高学年から

内容
昔話って、こんなにおもしろかったの!?
「やまんばは、本当に悪者?」
「カッパは、なぜ相撲をとるの?」
「かぐや姫は、どうして月へ帰るの?」
だれもが一度は聞いたことのある昔話や伝説、神話。
けれど、物語の中にある一つの「どうして?」を追いかけてみると、そこには思いもよらない世界が広がっています。
勇太とみくるは、文化人類学を研究するハカセとともに、物語の謎を調べる「おとぎ話探検隊」。
「三枚のお札」は、なぜ三枚なのか。
やまんばは、なぜ恐ろしい存在として語られてきたのか。
カッパは、なぜ相撲をとりたがるのか。
そして、かぐや姫はなぜ月へ帰らなければならなかったのか――。
昔話を読み、資料を調べ、みんなで考えていくうちに、一つの疑問は次の疑問へ。物語の向こうから、その時代の歴史や信仰、人々の暮らしが少しずつ見えてきます。
「神や妖怪というのは、人間の暮らしの中から生まれてくる。
カッパもおそらくそうだろう」
昔話をただ「読む」だけで終わらせず、「どうして?」と考えてみる。そこから始まるのは、知っているはずの物語との新しい出会いです。
「どうして?」から、新たな発見へ。
物語を読み解く楽しさを届ける、児童向け教養よみもの。
目次
一 やまんば・地蔵・たぬき
1 「笠地蔵」と「三枚のお札」
2 みくるの発表 やまんばはいつも腹ペコだ?
3 勇太の発表 たぬきのペンペコペン
二 カッパとかぐや姫
1 それはテレビの番組からはじまった
2 カッパという謎
3 勇太の発表
4 かぐや姫が生まれた竹林はどこだ
著者プロフィール
著:横山充男(よこやま みつお)
児童文学作家。1953年高知県に生まれる。四万十川のほとりにひらけた町で育つ。『少年の海』(文研出版)で児童文芸新人賞、『光っちょるぜよ!ぼくら』(文研出版)で日本児童文芸家協会賞、『万人の父になる 佐竹音次郎物語』(学研プラス)で児童ペン賞大賞。ほかに『水の精霊』(ポプラ社)シリーズや『自転車少年』(くもん出版)など著作多数。
画:よこやまようへい
イラストレーター。主な作品に『泣き神さまサワメ』『ビワイチ!』『おたすけ妖怪ねこまんさ』(ともに文研出版)『夏のサイン』(角川学芸出版)『おばっちのブイサイン』(くもん出版)などがある。