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2107星になりたかったハンミョウ

里山の生き物たち1
「星になりたかったハンミョウ」

菊池和美:著, 稲田善樹:絵
B5判 42ページ 上製 定価:1,600円+税
ISBN 978-4-86261-097-3
発行:2013年05月
対象:幼稚園~

★ご注文について

表紙

内容

カラ―絵本(すべてルビ付き)

環境、自然のなかに生きる命をテーマにした絵本。
里山を残す運動に長年携わる著者が、里山に生きる命、里山の豊かさ、恵みを昆虫ハンミョウを主人公に描く。他のたくさんの虫を食べて美しく成長するハンミョウがある日、命をたべる悲しみに気づき、苦しむようになる。

追記

とびら

「ハンミョウ」は、知っていますか。夜空に輝くスバルは知っていますか。
ハンミョウは、とても美しい虫で、別名「道教え」とすてきな名前をもっています。
でも、とても、獰猛で、他の虫を情け容赦なく食べて成虫になります。
スバルは、別名「むつらぼし」と呼ばれる美しい星の集まりです。夜空に静かに輝く
スバルは、ハンミョウにとって心の救いです。「もう命を食べたくない」と訴えます。
命が命を食べて命をつなぐ永遠のテーマです。

著者プロフィール

■作:菊池和美(きくち かずみ)

東京都清瀬市出身。東京理科大学薬学部、早稲田大学法学部修士課程卒。
現在、薬局勤務。東京都薬用植物講師。4児の母。
明治大学農学部博士課程で都市の自然や農業を研究。
昭和62年に「稲城の自然と子供を守る会」を結成し親子で稲城の自然とふれあう活動を続ける。NPO法人「南山の自然を守り育てる会」初代理事長。
昭和60年「毎日新聞郷土提言優秀賞」、平成7年に稲城の自然と子供を守る会が「第二回コカコーラ環境教育賞」受賞。
著書に、「ふるさとむかし」(地域のお年寄りの聞き書き集。2008)
「南山の生きものたち写真集」(共著2009)地域農業ミュージアム(2011)

■絵:稲田善樹(イナダ ヨシキ)

1933年、中国・旧満州生まれ。サラリーマン生活を送った後、モンゴル、グワァテマラなどを旅する。絵本に、ジャンビーン・ダシドントク作『みどりの馬』、大竹桂子作『おじいちゃんの山』、宇留賀佳代子作『ピンク色の雲』等多数。

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