7204旅を絵にする・アジア編
内容
山水画に描かれている世界を眼前に堪能できた、中国・黄山。ガムランの鮮やかな音色で迎えてくれた、ヒンズー教の神々が生き続ける不思議の島・バリ島。韓国ドラマに魅了され、ロケ地巡りをした済州島。厳しい現実と不可思議な魅力をもち、カラフルな美的感覚で私を魅了したインド。驚くほどに美しい黄金建築や、日没の真っ赤に染まるメコン河に酔いしれたラオス。雄大で力強い自然に圧倒され、若き特攻隊員たちの犠牲の上に成り立った平和に思いを巡らせた鹿児島。アジアの各地を訪れ、魅了され、衝動のままに筆を走らせた絵や俳句とともに、今でも心に残る風景を綴った旅人の記録。
目次
・隣国の黄山に親しむ ―1997年(平成9年) 夏
・バリ島ガムランの風に乗って ―1998年(平成10年) 12月24日
・済州島の旅 チャングムの村 ―2005年(平成17年) 9月19日〜21日
・インド浪漫の旅 ―2005年(平成17年) 1月26日〜2月2日
・ラオスの旅 首都ビエンチャンから、王朝の都ルアンパバンへ ―2010年(平成22年) 12月
・夢と浪漫の島 バリに ―2013年(平成24年) 8月12日〜16日
・指宿、鹿児島の旅に ―2014年(平成25年) 10月
・あとがき
著者プロフィール
■松本祐佳(マツモト ユカ)
1941年 京都市中京区蛸薬師に生まれる。
1964年 蛸薬師高倉に嫁つぐ。
日本児童文学者協会員
汎具象協会会友
京鹿子社 俳句同人
京都文人連盟会員
<著書>
「一条戻り橋―わらべうたを歩く―」児童書
「京町屋の四季」絵と文と句(かもがわ出版)
「ラジオ塔は知っている」絵本(てらいんく)
「ラジオ塔は知っている② どこから来たのわたしたち」絵本(てらいんく)
さし絵 水彩 油彩 軸絵など画歴57年
「ギャラリーM」を24年経営